3月のやることリストに書いてあった心療内科受診、ようやく予約して初診まで済ませることができた。
「心療内科」と「カウンセリング」を理解する
私も当初は分かっていなかったが「カウンセリング」と「心療内科」は違う。
話を聞いたり掘り下げて聞いて共感してくれるのが「カウンセリング」で、病院に所属していない民間のカウンセラーでは病気かどうかを診断することができない。
目的は自分のこの躁鬱な症状がナニカの病気かどうか知ることだ。病気であるなら病院に行くべきで、診断をしてもらうには診断できる先生に診てもらう必要がある。
心療内科で初診が終わるまでの流れ
心療内科を探す
まずは自分の心を見てもらえる心療内科を探すところから始まった。
今は自分が通うべき病院が「心療内科」と分かっているが、探している当時は正式名称がわからず、「ADHD 診断 病院」などのキーワードで探していた。探しているうちに、診察してもらうには心療内科と表記されている病院へ行くべきという口コミを発見しそこから「心療内科」に絞って探した。
なるべく近所、乗り換えなしで行ける病院、googleの口コミはちょっとだけ参考にした。レビュー3点以下のところは選択しなかった。
初診予約と電話越しで問診
何件か電話してようやく予約が取れるところが見つかった。「HPを見た。すごく元気な日とそうでない日があり辛い、自分が病気なのかどうかを診察してもらいたい。」と伝えた。
受付の方から別の人に電話対応が変わり、そもそも心療内科に行くべき症状かどうかの問診をさせてくださいとのことでいくつかの質問に答えた。その回答を見て、院長が判断するとのこと、折り返しの電話を待った。
折り返しの電話で予約ができることになったので、そのまま初診のスケジュールを決めた。
病院でカルテとテスト
病院についてから自分の個人情報と症状をカルテに合わせて書いていく。病気の症状を記載するのは変な感じだった。病気の質問の他に家族構成や学歴、当時の成績、職歴などに答えた。
また日本版SDSという筆記のテストを受けた。
医師の面談
テストが終わったら身長と体重を測って医師との面談が始まった。
聞かれたのはカルテにあった質問内容の詳細といった感じ。なぜ病院に行こうと思ったのか、自分の症状についての説明、自分がどういうところがおかしいと思うかというのから、
学校生活はどんな感じだったかとか、虐められた経験はあるかとか、家族構成は?とか、家族は仲がいいかとかそういう感じだった。30分ぐらい話して終わった。
処方箋と次回予約をして終了
一通り話した後、自分が心配している通り発達障害もしくは別のナニカの可能性があるためきっちりテストを受けましょうという話になった。
テストの予約は3ヶ月ぐらい先になった。春はどこも病院が忙しいらしい。
躁鬱っぽい心の調整のために、薬と睡眠薬を処方してもらった。経過を見るためにテストとは別に1ヶ月後に予約をとった。
ここで、初診は終わった。
心療内科行ってきた:ポジティブ
自分がふつうとは違うということが理解
医師に「私はどこか異常ですか?」と聞いたところ、「おそらくはそうだ」と言われた。
日頃死にたいと思っている、突然泣くことがある、そういう観点から鬱の症状が感じられるので断言はできないが属している可能性があるとのことだった。
また、私の性交渉してきた人数からも何かしらの障害の可能性があるとも言われた。具体名は一切言われていないが愛情不足を性で埋めてしまおうとする何か的な。(そういえば問診票の性欲強い?みたいな質問も「とてもそう!」と全力で丸をしたな)
症状はどうであれ、専門の先生から助言を頂けたことでホッとした。
心療内科行ってきた:ネガティブ
自分が精神疾患者になったという現実
改めて私は正式に「精神疾患者」になった。自分で宣言するのと、病院に行ってそう判断されるのでは現実感が全然違った。
薬を処方されたのは結構ショックだった。心療内科に通って処方される薬にあまり良いイメージがないからだ。
現実が一気に自分に乗っかってきたみたいでショックだった。
次回以降
とりあえず薬を飲んで気分が変わったりするのかの経過を見ることにする。
安心と不安の両方がある状態だが、引き続き自分を見つめ直していく。でもとりあえずは病院に行ってよかった。